田舎の家具屋のおやじは、まだ61才! お友達の建具屋さんの 一番のベテランは60代後半だ!
実は、家具のついでに建具も!と、言われる事が多く成って もう~やりきれないのであちこちにお願いするようになった。
お願いしている建具屋さんが数軒ある中の、いわばメインの建具屋さん!そのベテランが作ったものが今回の写真の物だ。
60代後半だが、これを見るとまだまだ行ける~と、感じる。 目が老眼で・・・・・・と、たまにこぼすようだが まだまだ大丈夫だよね! ハハハ
話は変わって、我が家のじじい(父)も北秋田市(旧合川町増沢地区)で、いわば僕の生家なんだが、そこで建具屋をやっていた。
写真のような建具は超~得意だったが、やはり70才を境に目が老眼となり、細かい作業は誤差が多く 出来ない状況に成った。
最も、ちょうど65才の時に、お~い、俺はもう~引退しようと決めたんだ! じじいがそんな事を言うもんだから、はて!?と
僕はしばらく考えた。 そりゃそうだよねえ~僕が起業してまだ5年目ぐらいの時だからねえ~まだまだ軌道に乗ってないときだ。
しかし、どういう訳か家具屋のおやじは無鉄砲なんだなあ~・・・ しょうがないだろう! やめるんなら新潟に移住して来いと連れてきた。 ハハハ
かなり無謀な??? ハハハ その代り少し家具の仕事を手伝ってほしいと伝えた。 そりゃ~もちろんだ!と二つ返事で・・・ ハハハ
じじい(父)は建具屋で通っていたが、実は祖父の時代から指物師なのだ。 だから何でも作るが当時、一番需要が多かったのが
たまたま建具だった訳だ。 ハハハ ここ加茂市周辺の得意な桐箪笥など訳なく作ったものだ。 さらに、茶タンス等も・・・・・
木曽方面で有名な、お膳なども作ってうるしも塗っていたし・・・座卓も得意だし・・・・・・・ 本当に何でも作ったじじいだ。 ハハハハ
そこから考えると、このお友達の建具屋さんのベテラン職人! そうだなあ~ あと、3年? 5年 その程度は頑張ってほしいよね。
最近はほとんどが、コンピューター内蔵の機械を使ってベテランでなくともそれなりに出来てしまうようだが? これは全く違うんだ。
全くの職人の感による 手作りだ。 頭がコンピューターなんじゃろか??? ハハハ
数年ぶりに、おお~い!珍しい大作を作ってるから 写真取りに来いよ! と、お友達から連絡頂いたので行ってきました。
ホントに久しぶりに・・・・・・・・ 久しぶりに大昔を思い出しました・・・・・・ 家具屋のおやじの幼い頃に見た建具が・・・・・・・・・・