工房の日常~・・・その1

ずいぶん久しぶりの投稿~ ハハハ  新たに社員を募集しております! 工房内を少し紹介しようと・・・・・

今回は、フラッシュ工程と言う物! 左右にコールドプレス と言う機会が有ります! ベテランが芯組していますが、

これを組み終えると、化粧板をカットした物で裏表を挟んで 接着材にてプレスでおしておきますが、この時の接着剤が、

皆さん良くご存じの通称~ボンドと言うもので あの白いやつですね! 乾くと透明に成るんだが・・・・・

実はこの接着剤! ボンドと言うのは商品名で、本名?は、 酢酸ビニル樹脂エマルジョン型接着剤と言います。

昔は、夏用と冬用が有りましたが、近年は通年用と成ってます。 しかし、樹脂分の比率が多い物は乾きが早く、

逆に少ない物は、乾きが遅いので この差を利用してわれわれが夏と冬に分けて使います。 通常はおおむね3時間程度で乾くように考えます。

ところがこの特注家具業界! 3時間など待ってられません! ですから、急ぐ場合は早いものを使い、2時間で乾くようにします。

さらにここからがわが社の独特の考え方で、春と秋は乾きの早い物と、遅い物を 半分づつブレンドして使っています。

こうする事で、一年中~2時間で乾かす工夫をしている訳です。 さらにもっと急ぐ場合は、一時間半で乾かす工夫もします。

もっと急ぐ場合は速乾のゴム系接着剤を使い、約10分程度でフラッシュパネルを作ります。 この様に色々な方法が有る訳です。

簡単に見えますが、特注家具を作る方法は無限に近いかも知れません!? 日々進化しなければならないのです。

そして一番大事な事は、作る方法も大事ですが、出来るだけ資源を無駄にしないように進化しなければいけません。

化粧板などの、切れ端も何かに使えるように考えて保管する場合もありますし、どうにもならない切れ端は、

最後には、薪ストーブの燃料として使います。  真冬の暖房とお湯を沸かして休憩時に皆でコーヒーを飲む為に・・・・・

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