特注家具屋はどこに向かうか・・・

久しぶりの投稿です。  皆さまのおかげで忙しい時期が続いています。  正直、昨年夏ごろ(7月ぐらい)から11月末までは少し落ち込んでいました。

ところが12月に入り急激に変わって、新潟県内・県外問わず一斉にお仕事が出て来ました。  そう~関を切ったかのような多さで、その流れが今でも続いています。

普段消極的な企業はいまだにお仕事が足りないようですが、田舎の家具屋は声がかかれば全て引き受けると言うスタンスで35年も続けてきた結果!一旦市場が活気づけば

とにかく続いて受注出来ています。  ちょうどいいぐらいの仕事量から、今は少し多めで同業者様にほんの少しお手伝い頂いております。 このお手伝い!ホント助かります。

創業当時は全て外注さんを頼っていましたが、出来の良い企業、若干手直しが必要な企業・・・ 色々です。  ですから例え同業者さんにお願いしたとしても

必ず引き取ってきて 工房に並べて細かなチェックをして 少し違和感のある部分は必ず修正を加えます。  ほんとにまずいところは作り変えたりもしますが・・・ハハハ

こうして、自社で作ろうがが同業者さんにお願いしようが、お客様の要望に沿って出来るだけ完成度の高い、お客様が満足いただける家具を提供しております。

今は、これで良いかもしれないが、はたして特注家具屋はどこへ向かうのだろうか? 最近は色々考えたりもします。 いつまでも同じ方法ではいけないと常に・・・

一つの例として、例えば新人が入って来ます一昨年入社の青年、一年と三か月半ほど経過しましたが、手がんなは高級品は使わせません、さすがにノミは本物を・・・

で、そのカンナですがこれも出来れば使いたくないですね~・・・ 工房内では替え刃式の低価格のカンナをまずは使わせています。これは試験的な事です。

高給カンナを与えても研げないではだいなしになる。 ましてや昨今はカンナは使う場面が激減していますしね・・・ 替刃式でも十分用は足ります。

伝統工芸士がどうだとか 色々な考え方も有ります、それはそれで大事ですがコストが問題ですね。 良いものを作っても購入してくれる人が居ない事にはね。

作り手のエゴでは押しつけに成ってしまいます。  やはり基本はお客様の要望をかなえることに物つくりの責任がありそうです。 私見ですが道具はどうでも良い

と言っては失礼ですが、そこそこの道具を使って 工芸士に近いものを作ればいいのです。 もう一つ、昔はケヤキの木がもう~最高級的な存在でしたね。

ところが、この30年でガラリと様変わりしました。 近年はケヤキなど誰も見向きもしなくなりました。 まあ~年配の方ならいまだに人気はありますが

とくに若い人たちは全くですね。  このように材質一つとっても かなり変わってきています。 道具も変わらねがならない、家具作りも変わらねばと思うのです。

時代を変え、常識を変える・・・・・ 大事かなと・・・ 模索中~~~ 最後にまだまだ正社員を募集中です。 ご応募お待ちしております。

工房が、0256-53-0832     私の携帯が、090-8649-7416   です。  遠慮なくお電話下さい。

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